【最安3,000円台〜】福岡から韓国に安く行く方法をソウル・釜山・チェジュ島のエリア別に解説

福岡から韓国へ安く行くには、目的地に応じて交通手段を使い分けることが大切です。

本記事では、韓国で人気の観光地ソウル・釜山・チェジュ島へ福岡から安く行く方法を解説します。

飛行機・高速船・フェリーの料金相場や所要時間、メリット・デメリットも紹介するので、韓国に初めて行く方にもきっと参考になるはずです。

料金・所要時間・便数などは2023年12月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

福岡から韓国へ行く方法は飛行機・高速船・フェリーの3種類

福岡から韓国へ行く方法は、基本的に飛行機・高速船・フェリーの3種類です。

それぞれの費用相場や所要時間、メリット・デメリットを紹介します。

約1時間半で到着する「飛行機」

名称	飛行機
出発地	福岡空港
到着地	・仁川国際空港（ソウル） ・金海国際空港（釜山）
費用相場（片道）	【ソウル行き】約12,000円〜34,000円 【釜山行き】約10,000円〜35,000円
所要時間	【ソウル行き】約1時間30分 【釜山行き】約1時間
メリット	・所要時間が短い ・選択肢が多い
デメリット	・ほかの交通手段より高い ・LCCの場合、手荷物の預け料金などがかかる

福岡から韓国へ飛行機で行く場合のメリットは、なんといっても所要時間が短い点です。ソウルなら仁川国際空港まで約1時間30分、釜山なら金海国際空港まで約1時間で到着します。

また、JALやANAのようなフルサービスキャリアから格安のLCCまで、さまざまな航空会社が運航しているため、料金や出発・到着時間などの選択肢が多い点もメリットです。

LCCの場合、安い時期なら片道1万円台で旅行できます。

ただし、ほとんどのLCCは手荷物預けが有料です。荷物が多い場合やショッピングの予定がある場合、追加料金がかかる可能性があるため注意しましょう。

移動時間を有効活用できる「高速船クイーンビートル」

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名称	高速船クイーンビートル
出発地	博多港（福岡市博多区）
到着地	釜山（プサン）港国際旅客ターミナル
運賃（片道）	4,000円〜
所要時間	3時間40分
メリット	・片道運賃4,000円〜と安い ・船内に免税店やキオスクあり ・女性・子ども向けの設備も充実
デメリット	・燃油料など運賃以外にも費用がかかる ・1日1便のため時間の融通がきかない
詳細	高速船クイーンビートル公式サイト

JR九州が運営する「クイーンビートル」は、博多港と釜山港を結ぶ高速船です。

「移動そのものを楽しむ旅へ」をコンセプトにしており、移動中もシートベルト不要で船内を自由に歩き回れます。免税店やキオスク、ラウンジ、パウダールーム、キッズスペースなども用意されています。

安い時期で片道運賃4,000円〜と飛行機よりもお得に行けますが、燃油特別付加運賃など、運賃以外の費用がかかる点は要注意です。時期・出発港によって金額がやや異なり、2024年1月〜同年2月29日までの発券分の場合、運賃＋4,000円程度かかります。

一度、予約直前の画面までいくと最終的な金額がわかるため安心です。

時間はかかるけど安いフェリー「カメリアライン」

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名称	フェリー「カメリアライン」
出発地	博多港（福岡市博多区）
到着地	釜山港（国際フェリーターミナル）
運賃（片道）	3,000円〜
所要時間	【博多→釜山】6時間 【釜山→博多】11時間30分
メリット	・燃油料込みでも片道5,000円台〜と安い ・展望風呂、カラオケ、ゲームなど設備が充実 ・部屋ランクは7段階あり予算に合わせて選べる
デメリット	・時間がかかる ・燃油料など運賃以外にも費用がかかる ・1日1便のため時間の融通が利かない
詳細	カメリアライン公式サイト

「カメリアライン」は、博多港と釜山港を結ぶフェリーです。飛行機や高速船よりも時間がかかりますが、安い時期なら燃油料など込みで片道5,000円台で韓国へ行けます。

船内には7種類の客室があり、予算や人数に応じて選択可能です。レストランやゲームコーナー、展望風呂、カラオケルーム、展望サロンなど充実の設備があるため、移動時間も退屈せず過ごせます。

デメリットとしては、移動時間が長い点です。とくに釜山港から博多港へ帰るときは、出国／入国審査の時間に合わせるため、20時出発・翌朝7:30到着となります。所要時間は11時間30分です。

また、クイーンビートル同様、運賃以外に燃油特別付加運賃などの費用がかかる点も頭に入れておきましょう。

カメリアラインの公式サイトでは「最安値カレンダー」で運賃を比較できます。日程が決まっていない場合に便利な機能です。

【エリア別】福岡から韓国へ安く行くための方法

ソウル・釜山・チェジュ島のエリア別に、安く行けるおすすめの方法を紹介します！

【ソウル】飛行機一択！日によっては1万円台で行けることも

福岡からソウルに行くなら飛行機一択です。安い時期なら片道12,000円程度で行けます。

航空会社にこだわりがない場合は、比較サイトで最安値を検索する方法がおすすめです。

比較サイト「Skyscanner」なら、福岡空港と仁川国際空港を結ぶ19の航空会社の料金を比較でき、最安値を簡単に見つけられます。また、最安値カレンダーがあるため、日程が決まっていない方にとっても便利です。

なお、航空会社によっては、セールなどでSkyscannerの表示価格より安くなっていることもあります。そのため「Skyscannerで便を決める→航空会社の公式サイトで価格を比較」という流れがおすすめです。

おすすめの航空券比較サイト
名称	Skyscanner
詳細	公式サイト

ソウルには、仁川（インチョン）国際空港と金浦（キンポ）国際空港の2つがありますが、福岡からの直行便があるのは仁川国際空港だけです。

【釜山】高速船やフェリーがおすすめ！スケジュールに合わせて選ぼう

釜山に行く場合は、高速船クイーンビートルまたはフェリー・カメリアラインのどちらかがおすすめです。

カメリアラインのほうがクイーンビートルよりも安い傾向にありますが、カメリアラインは所要時間が長く、行き帰りの移動にそれぞれ半日かかります。

安さを優先するならカメリアライン、効率を重視するならクイーンビートルと使い分けるとよいでしょう。

なお、釜山へは飛行機でも行けます。LCCなら、日によって片道1万円以下になることもありますが、手荷物の預け料金などがかかる点・釜山中心地から遠くやや不便な点を考えると、やはりクイーンビートルまたはカメリアラインがおすすめです。

【チェジュ島】福岡からの直行便はなし！釜山で乗り継ごう

福岡空港から済州（チェジュ）国際空港への直行便はなく、釜山で乗り継ぐ必要があります。行き方は以下の2通りです。

このうち飛行機のみで行く方法が一般的です。金海国際空港（釜山）での待ち時間がかなり長い場合もありますが、最安で約15,000円〜チェジュ島へ行けます。最短の所要時間は約3時間半です。

Skyscannerなどの比較サイトを使用すれば、おすすめの乗り継ぎ便がすぐにわかります。

なお、クイーンビートルが安い日であれば、釜山→チェジュ島への飛行機は4,000円〜と安いため、タクシー代を入れても15,000円程度で行ける可能性があります。

しかし、日によっては飛行機のほうが安い可能性があるため、予約・移動の手間を考えるとやはり飛行機のみの方法がおすすめです。

福岡から韓国への旅行は4〜6月頃がお得！

福岡から韓国への旅行は、GWを除く4〜6月頃が安くておすすめです。

また、韓国の冬は非常に寒いため旅行需要が落ちます。そのため、年末年始を除く12〜3月頃も狙い目です。

参考までに、2023年12月8日時点の飛行機（福岡→ソウル）とフェリー・カメリアライン（博多港→釜山港）の最安値を紹介します。

月	飛行機の最安値 ※福岡空港から仁川国際空港（片道）	フェリーの最安値 ※博多港から釜山港（片道）
2023年12月	10,905円	5,000円
2024年1月	10,905円	6,300円
2月	12,930円
3月	12,619円
4月	17,760円	3,000円
5月	16,825円
6月	18,071円
7月	20,408円	7月以降未発表
8月	23,524円
9月	22,745円
10月	22,901円
11月	24,303円
12月	検索不可

飛行機の場合は直前に安くなることもあります。

まとめ｜目的地やスケジュールに合わせて福岡から韓国に安く行こう

福岡から韓国へ安く行く方法やエリア別のおすすめ交通手段について解説しました。

ソウルへ行く場合は、航空券比較サイトを活用してお得な航空便を見つけましょう！おすすめサイトは、ソウル行きの19航空会社を比較できる「Skyscanner」です。

釜山へ行く場合は、スケジュールに合わせて高速船クイーンビートルかフェリー・カメリアラインを選択するとよいでしょう。

高速船やフェリーは、燃油特別付加運賃など運賃以外の費用もかかるため、予約直前の画面まで行き、最終的な金額を確認することをおすすめします。

チェジュ島へ行く場合は、飛行機のみの方法とクイーンビートルも使う行き方を比較してみましょう。

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