2023年は12月14日に福岡で初雪が観測されました!年末年始は少し暖かくなり、2024年頭は雪は降らない見込みです。
気象庁によると、気象庁によると、2023年の福岡の初雪は12月14日、初霜は12月3日、初氷は12月3日、初冠雪は12月17日でした。
福岡の雪はいつから【1月中旬から2月中旬】
気象庁によれば、2023年12月3日から向こう1カ月の西日本日本海側の降雪確率は、平年並または少ない確率ともに40%です。
気象庁は2022年11月22日に、2023年1月の気温は平年並みか低い確率がともに40%、2月は平年と同様に曇り、雪、雨の日が多いと発表しました。
さらに九州北部地方の月別の天候は次のように予想されています。
気象庁:月別の天候 | |
1月 | 降水量は、平年並または少ない確率ともに40%です。 |
2月 | 降水量は、平年並または少ない確率ともに40%です。 |
前季の冬はラニーニャ現象の影響を受けて、福岡は厳しい寒さを迎えました。気象庁によれば、2023年の冬もラニーニャ現象の影響を受けます。冬の厳しい寒さと冷え込みに注意しましょう。
2022年12月2日にはお隣の佐賀県佐賀市で初雪、3日には大分県由布岳で初冠雪が観測されました。佐賀市の初雪は、平年より9日早く、昨年より15日早い観測です。九州にも続々と冬の便りが来ているため、福岡県の初雪にも期待です。
3月になると晴れの日数が増えていきます。また、4月になると雪の日は1日もないため、福岡の雪は1月中旬から2月の中旬であると言えます。
前季までの福岡の降雪情報
福岡県内の冬の気温はほとんど氷点下になることはなく、2度~4度と穏やかな冬と言えるでしょう。気象庁による1991年から2020年の福岡県の雪日数と霜日数、雷日数の平均値は下記の通りです。
雪 | 霜 | 雷 | |
1月 | 6.3日 | 0.1日 | 0.9日 |
2月 | 4日 | 0.1日 | 0.9日 |
- 日照時間が可照時間の40%上であること
- 降水日数は日降水量1mm以上の日数
同じ日に晴れと降水がカウントされることもあります。
福岡と東京の気候・雪事情を比較
福岡県と東京都の天気のちがいを表にまとめました。
日照時間(冬至(2023.12/22)で比較)
日の出 | 日の入り | 日照時間 | |
福岡 | 7:19 | 17:15 | 9時間56分 |
東京 | 6:43 | 16:33 | 9時間50分 |
年間降雪量と最深積雪量(1981年~2010年平均)
降雪量 | 最深積雪量 | 降雪日数 | |
福岡 | 4㎝ | 3㎝ | 年間17.1日 |
東京 | 11㎝ | 6㎝ | 年間9.7日 |
- 冬と夏の気温は福岡の方が高い
- 冬と夏の降水量は福岡の方が多い
- 日照時間も福岡の方が長い
雪に関して福岡は降雪量4㎝・最深積雪量3㎝・降雪日数17.1日です。一方東京は降雪量11㎝・最深降雪量6㎝・降雪日数9.7日です。よって東京は1日における積雪量が福岡に比べ多いことがわかります。
上記は「福岡」「東京」と大きなくくりで比較しましたが、地域別に細かく見ると気温も積雪量も大きく異なります。福岡では筑豊地方や筑後地方になれば福岡市内より気温は3度ほど低いです。
福岡=南国のイメージを持たれますが福岡の冬はきっちり寒いです。私は13年間の東京転勤を終え2019年に福岡に帰ってきましたが、初雪遅れを観測した一昨年でもやはり冬らしく凍える寒さでした。
福岡の雪まとめ
今季福岡では2023年12月からの冷え込みが予想されています。
過去のデータから福岡の雪は12月中旬頃に初雪を観測し2月の中旬頃に終雪を迎えます。
気象庁は、2022年の11月10日にラニーニャ現象の発生を発表しました。冬の半ば(1月)にかけてラニーニャ現象が続く可能性が高くなっています。
ラニーニャ現象の影響で西高東低の冬型の気圧配置になりやすいです。そのため日本海側の降雪量が増す可能性があります。福岡の人は雪が降ると大人でもはしゃぐ傾向がありますが、2023年の冬は早めに雪への備えをしておくのがおすすめです。