なるほど福岡編集部がOREC green lab 福岡(オーレックグリーンラボフクオカ)にお邪魔しました。
OREC green lab 福岡は、福岡市地下鉄赤坂駅の交差点角に位置しています。車で通る時に目にする機会も多い、4階建てのカフェです。
OREC green lab 福岡は、普通のカフェと少し違っていて、「カフェを通して企業のことを知って欲しい」という思いで、オーレックが運営しています。オーレックの熱い思いを紹介していきます。
OREC green lab 福岡の基本情報
店名 | OREC green lab 福岡 |
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営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 日・月・祝 |
所在地 | 福岡市中央区赤坂1-13-1 |
アクセス | GoogleMAP |
公式HP | ホームページ |
農や食を身近に感じられるオーガニックカフェ『OREC green lab 福岡』とは?
OREC green lab 福岡は、農業機械を作っている株式会社オーレックが運営しているカフェです。
OREC green lab 福岡では、人と農・自然とのつながりが身近に感じられます。農や食をテーマにした、ドリンク、図書、イベントでお客様を迎える場としてオープンしました。
来店するお客様のほとんどが、農業とは関わりのない方が多いそうです。
あえて福岡市内の中心部にオープンすることで、農業にゆかりのない方々にも見てもらうチャンスを増やしたそうです。『農業に興味を持ってほしい、オーレックがどのような取り組みをしているか知って欲しい』という願いが込められています。
農業機械のショールームも兼ね備えています。ぜひ農業関係者の方も来店してじっくり観察してください。
4階建ての建物にはOREC green lab 福岡のこだわりを感じられる空間
建物は4階建てで、1階から3階はカフェスペースとなっています。カフェスペースそれぞれの目的を紹介します。
1階部分はカフェスペースと、物販などの販売コーナーです。オーレックが運営しているECサイト「コダワリノワ。」に出店中の農家さんが手掛けた商品も、店頭で販売されています。
カフェスペースには、おひとり様に嬉しいベンチシートの席もありました。
2階にはオーレック製品のラビットモアーという、乗用タイプの草刈機が展示してあります。
多くの人にとって農業機械は触れる機会のないものです。しかし、展示をみることで興味が湧いてきます。
2階には、約250冊の農・食・ものづくりにまつわる本が並ぶ図書スペースもあります。
本が読めるのはドリンク購入者のみです。
ぜひ図書スペースで、ゆっくり本を読みながら過ごしましょう。
3階は普段はカフェスペースとして開放していますが、ワークショップを行ったり、レンタルスペースとして貸し出したりもしています。
コロナ禍の情勢に配慮して、席数を減らしたカフェスペースとなっています。
地球にやさしい取り組みとしての第一歩
OREC green lab 福岡では、草ストローを導入しています。
サスティナブルの取り組みの一環として、大手飲食チェーンなどで取り入れられている紙ストローをご存知の方も多いかもしれません。
OREC green lab 福岡では、雑草アレルギーの方のために紙ストローも用意してあります。
草ストローは、ベトナム・ホーチミン郊外の農村で製造されています。適正な価格で購入、販売しているフェアトレード商品です。
無添加、無農薬、保存料不使用の完全自然由来、さらにUV殺菌に加え熱殺菌もしてあり、安全性が高いストローです。
草ストローを使い終わったら、専用のストロー回収ボックスに入れましょう。
回収したストローは、熱湯消毒をして乾燥させた後に福岡市動物園へ提供し、ペンギンの巣の材料として再利用されます。
ストロー使用後は、積極的に回収ボックスに入れましょう。
草ストローを利用する消費者として、嬉しい取り組みです。ただゴミになるのではなく、草ストローがペンギンの癒しの場所になります。
草ストローは、店頭でも販売しています。
OREC green lab 福岡のおすすめ人気メニュー
店内に入り、お洒落なカウンターでオーダーをします。
お米ラテ
お米ラテは、1番の看板メニューです。OREC green lab 福岡のオリジナルドリンクとして誕生しました。
お米ラテは、ライスミルクと甘糀が原材料です。ライスミルクは、お米から作られた第3のミルクと呼ばれています。
ライスミルク、甘糀は無農薬米から作られています。無農薬米を育てる際には、オーレックの水田除草機が活躍しました。
お米ラテ プレーン(ホット、アイス)
スタッフが初めてのお客様におすすめするのは、お米ラテのプレーンです。アイスとホットがあります。
お米ラテということで、お米の粒感があるのかと思っていました。予想以上にサラサラしていて、とても飲みやすいドリンクです。
砂糖などの甘味料や添加物は一切不使用です。しかし、お米由来の甘みがあり、お子様でもゴクゴク飲めるラテでした。
ホットのお米ラテは、さらに甘みを感じました。ほっとするおいしさです。
お米ラテ 青汁(ホット、アイス)
お米ラテ 青汁は、美しい2層カラーになっています。
お米ラテ 青汁には、店頭でも販売している「薩摩の濃緑青汁」が使われています。
青汁に使われている「すいおう」は、さつまいもの品種の一つで、葉と茎を食べる希少な野菜です。
黒ごまや乳酸菌も配合されており、健康的で飲みやすい青汁です。
青汁独特の青臭さもなく、言われるまで青汁だとは気づかないほど飲みやすいです。
お米ラテ 煎茶(アイスのみ)
お米ラテ 煎茶は、農薬や肥料を使わずに育てたお茶の葉を使ったものです。お茶の葉は、草を刈ることで土壌を育てる「草生栽培」で育てられました。
大自然の栄養をたっぷり蓄え育ったお茶の繊細で上品な味を楽しめます。
お米ラテ 煎茶は、明るいグリーンと白のコントラストが美しいです。見た目で楽しめるうえに、インスタ映えします。
しっかりと煎茶の味わいも感じながら、お米の甘さも感じることができました。
ヴィーガンマフィン
春日市の「ノノズマフィン」から取り寄せているというマフィンは、こだわりが詰まっています。
- 卵・乳製品・白砂糖は不使用
- マンナンというこんにゃくの主成分を使用。
腸内の掃除をして基礎代謝をあげる役割があるうえ、ノーカロリーでダイエットにも効果的です。また、水を吸収しやすいため、胃の中で膨張し、満腹感を得られます。 - 小麦に対するこだわり
全粒粉を使い、食物繊維やビタミンが豊富です。
店頭では毎週水曜日・土曜日に販売されています。この日は、糸島の塩マフィン(写真左)と、コーヒーとアーモンドのマフィン(写真右)でした。
水曜日・土曜日以外でも、冷凍販売をしています。
冷凍で購入した場合は、自宅で12時間ほど冷蔵庫で解凍し、お好みでオーブンで焼き戻して食べましょう。
オーガニックSOYジェラート
オーガニックSOYジェラートは、乳製品、卵、添加物不使用で作られています。コレステロールゼロで、豆乳イソフラボンが豊富と、女性には嬉しいスイーツです。
オーガニックSOYジェラートは、夏季限定で販売されています。
ベジタリアン&ヴィーガン志向の方にもピッタリです。
おにぎり&お茶のセット
11時30分頃から薬院のおにぎり屋さん「Kuu」の無農薬米のおにぎりが販売されます。毎週火曜日と金曜日限定です。
7、8月は販売をお休みします。
おにぎりの種類は、以下の4種類となります。単品でも購入できますが、お茶とのセットがお得です。
- 梅おかか
- こんぶ
- 味噌キーマ
- たぬき
おにぎり1つとお茶のセットで、料金はワンコインの500円です。お茶は以下の4種類から選べます。
- 煎茶
- ほうじ茶
- 紅茶
- よもぎ茶
軽い腹ごしらえに最適なセットです。
OREC green lab 福岡への行き方・アクセス情報
OREC green lab 福岡へは、地下鉄空港線が便利です。赤坂駅で下車し、1番出口から出ると徒歩1分で到着します。
車で向かう際は、周辺のコインパーキングを利用しましょう。
OREC green lab 福岡ではイベントやマルシェを定期的に開催中!
OREC green lab 福岡では、イベントやマルシェを定期的に開催しています。
マルシェでは、お客様ご自身の目で新鮮な野菜を見て確かめて購入できます。マルシェは、男女問わず大人気です。
体験イベントでは、商品購入者限定で楽しめるびわの実収穫体験が大好評でした。
無農薬のフレッシュハーブのオリジナルブレンドティーづくりのワークショップなど、楽しいイベントが定期的に開催されています。
まとめ|OREC green lab 福岡へ足を運んでみて!
2階には農業機械が展示され、その様子は外からも見えます。一見すると、何のお店か分からない方も多いかもしれません。
なるほど福岡編集部が実際に足を運んでみて、OREC green lab 福岡でとても良い体験ができました。環境に配慮した取り組みに参加できたり、体にいいドリンクを飲むことができたりします。
ぜひOREC green lab 福岡に立ち寄って、自分自身で「農と食」を身近に感じてみましょう。