福岡の紅葉の見頃は、例年11月上旬〜12月上旬です。2023年の見頃は平年並みで、平野部では11月中旬から見頃を迎えます。
紅葉シーズンとともに注目したいのが「紅葉ライトアップ」です。色鮮やかなライトが紅葉の美しさを引き立たせます。
また、2023年は11月2日(木)から行われる博多旧市街ライトアップウォークにも要注目です。福岡のおすすめ紅葉ライトアップスポットや、注目イベントを紹介します!
【2023年】幻想的な紅葉のライトアップが楽しめるイベント開催期間
福岡の紅葉は11月中旬〜下旬に見頃を迎えます。紅葉ライトアップも、紅葉の見頃に合わせた11月中旬〜12月上旬頃に開催されることが多いです。
ライトアップ時期(例年) | 場所 |
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11月21日〜12月3日 | ・石橋文化センター(久留米市) |
11月中旬〜下旬 | ・竈門神社(太宰府市) ・三井寺(田川市) ・千鶴寺(篠栗町) ・紅葉八幡宮(福岡市早良区) |
11月中旬〜12月上旬 | ・延寿寺曽根のハゼ並木(うきは市) |
気温や天気により、見頃は前後する可能性があります。また、ライトアップも事情によって開催されないこともあります。
各スポットの公式HPやInstagramなどで見頃情報を発信していることが多いため、お出かけ前にチェックするのがおすすめです!
【注目イベント】博多旧市街ライトアップウォークが2023年も開催
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2023年の博多旧市街ライトアップウォークの基本情報は以下のとおりです。
開催時期 | 2023年11月2日(木)〜11月5日(日) |
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実施場所 | 【有料会場】 承天寺(方丈・開山堂)・東長寺・妙楽寺・円覚寺・本岳寺 善導寺・妙典寺・海元寺・櫛田神社・龍宮寺 【無料会場】 一行寺・博多千年門・葛城地蔵尊・承天寺(仏殿) |
ライトアップ時間 | 17:30〜21:00 ※入場は20:45まで、雨天決行 |
公式HP | 公式HP、公式Twitter |
博多旧市街ライトアップウォークは、博多の歴史ある寺社や建物、庭園のライトアップを行うイベントです。「呉服町」「御供所」「冷泉」の3つのエリアで開催されています。
2023年のテーマは「華」です。趣のある寺社と照明会社の最新テクニックの組み合わせにより、華にまつわる幻想的な空間が演出されます。
博多旧市街ライトアップウォークで紅葉ライトアップを楽しむなら、御供所エリアの「承天寺」が特におすすめです。有料会場、無料会場の両方を一気に楽しめます。
入場チケットは、以下のとおり販売されます。チケット1枚で全有料会場1回の入場ができ、4日間通しで利用が可能です。
紙チケット | 早割:2,000円(税込)、前売:2,300円(税込)、当日:2,500円(税込) |
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eチケット | 早割:1,950円(税込)、前売:2,250円(税込)、当日:2,450円(税込) |
エクスプレスパス | eチケット:1,950円(税込)、紙チケット:2,000円(税込) |
早割チケットは10月7日(土)まで、前売チケットは10月8日(日)〜11月1日(水)まで販売しています。
2023年福岡の紅葉ライトアップでおすすめの場所ランキング
なるほど福岡編集部がおすすめしたい、紅葉ライトアップをランキング形式で紹介します!
- 竈門神社(太宰府市)
- 紅葉八幡宮(福岡市早良区)
- 延寿寺曽根のハゼ並木(うきは市)
- 三井寺(田川市)
- 千鶴寺(篠栗町)
- 石橋文化センター(久留米市)
1位:竈門神社(太宰府市)
太宰府市の竈門神社は、福岡の紅葉ライトアップとして最も有名な場所です。
例年11月中旬から下旬にかけて、約300本ある楓や銀杏が紅葉します。頭上に広がる赤やオレンジの紅葉がまるで「紅葉のトンネル」のようです。
夜のライトアップでは、神秘的な美しさを見せてくれます。池に映り込んだ紅葉を撮影するのもおすすめです。
境内にある展望舞台からは、夜景も見られます。竈門神社は縁結びの神社としても有名なので、秋のデートにぴったりです!
2位:紅葉八幡宮(福岡市早良区)
インスタ映えする紅葉ライトアップの写真を撮りたい方は、福岡市早良区の紅葉八幡宮がおすすめです。
例年11月の最終土日に開催される「もみじ祭り」では、樹齢200年越えの大もみじや番傘などが美しくライトアップされます。プロジェクションマッピングの演出や、色とりどりに飾られた花手水も魅力です。
紅葉八幡宮の鳥居付近からは、福岡タワーを望むこともできます。紅葉と福岡タワーを1枚の写真に収めることも可能です。
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2022年のもみじ祭りでは、露店やもみじ祭り限定の御朱印も登場しました!2023年の限定御朱印も楽しみです。
3位:延寿寺曽根のハゼ並木(うきは市)
紅葉を見ながらのんびり散歩を楽しみたい方は、うきは市の延寿寺曽根のハゼ並木がおすすめです。全長約800mの川沿いに約130本のハゼノキが並んでいます。
ハゼノキの紅葉は、真紅のような色鮮やかさが特徴です。ライトアップによって闇夜に真っ赤なハゼノキが浮かび、写真映えも間違いありません。
ライトアップ期間中の土日には、散策路沿いに竹灯籠が灯されます。ライトとは違った温かい雰囲気が魅力です。
4位:三井寺(田川市)
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名称 | 三井寺(平等寺) |
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開催時期 | 2023年は11月11日・12日 |
ライトアップ時間 | 19:00〜21:00 ※受付時間18:30〜20:30 |
所在地 | 福岡県田川市伊田2706-1 |
アクセス | Googleマップ |
公式HP | 公式Instagram |
三井寺は、約1万個の風鈴が飾られる「風鈴祭り」で有名なお寺です。2023年10月7日(土)〜2024年2月11日(日)までは、約7000個の風車が飾られる「かざぐるま祭」が開催されます。
例年、11月中旬の2日間には紅葉や風車がライトアップされ、境内が一層カラフルに!キャンドルや番傘のライトアップもあります。(※雨天中止)
たくさんのしゃぼん玉が飛ばされる「しゃぼん玉タイム」は、絶好のシャッターチャンスです。公式Instagramをチェックして2023年の「しゃぼん玉タイム」を逃さないようにしてくださいね!
5位:千鶴寺(篠栗町)
名称 | 千鶴寺 (別名:ふくろう寺) |
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開催時期 | 11月中旬〜下旬 ※2021年は11月19日〜11月23日 |
ライトアップ時間 | 18:00〜21:00 ※2021年 |
所在地 | 福岡県糟屋郡篠栗町篠栗95−8 |
アクセス | Googleマップ |
公式HP | 公式Instagram |
千鶴寺は「ふくろう寺」とも呼ばれ、大小さまざまなふくろうの像が飾られていることで有名です。篠栗四国八十八箇所霊場第12番札場としても知られています。
千鶴寺の紅葉ライトアップは2021年に始まったばかりで、紅葉のライトアップスポットとしては穴場です。本堂や仏像もライトアップされ、境内が幻想的な雰囲気に包まれます。
参拝者が楽しめるようにと、5〜9月は風鈴が飾られています。昨年2022年は10月から風車やオーロラ色の折り紙で作られた「祈り鶴」、カラフルな傘などが飾られ、写真映えもバッチリでした。今年の装飾も楽しみですね。
千鶴寺は標高300mの場所にあるため、地上よりも冷えます。暖かい服装で出かけましょう!
6位:石橋文化センター(久留米市)
名称 | 石橋文化センター |
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開催時期 | 2023年は11月18日〜11月19日 2023年は11月21日〜12月3日 |
ライトアップ時間 | 17:00〜20:00 |
所在地 | 福岡県久留米市野中町1015 |
アクセス | Googleマップ |
公式HP | 公式HP |
久留米市の石橋文化センターでは、「アートフェスティバル2023」や「もみじまつり」が開催されます。
期間中の金・土・日・祝日に、イチョウや楓、けやきなどの紅葉とセンター内の建物がライトアップされます。
- 園内ライトアップ
- もみじコンサート
- 水上ステージコンサート
- スタンプラリー
- 坂本繁二郎旧アトリエ特別公開
- マルシェ&カフェ
福岡から行ける九州各地の有名な紅葉ライトアップ
九州には、有名な紅葉ライトアップスポットがたくさんあります。中でもおすすめなのは以下の2つです!
- 御船山楽園(佐賀県)
- 渓石園(大分県)
御船山楽園(佐賀県)
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名称 | 御船山楽園 |
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開催時期 | 11月上旬〜12月上旬 ※2022年は11月8日〜12月4日 |
ライトアップ時間 | 17:30〜22:00 |
所在地 | 佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100 |
アクセス | Googleマップ |
公式HP | 公式HP |
御船山楽園は九州を代表する紅葉スポットです。日本最大級となる約4万坪の紅葉がライトアップされます。
おすすめのシャッタースポットは、入り口にほど近い鏡池周辺です。ライトアップされた紅葉が水面に映り込み、紅葉の美しさを堪能できます。
鏡池のほとりには、御船山楽園造園時に建てられた萩野尾御茶屋があり、夜は「粉茶とぜんざいのセット」を販売しています。
園内奥にある樹齢170年の大もみじも圧巻です。
福岡市からは約1時間半で行けます。園内にはホテルもあるため、泊まりでのお出かけもおすすめです!
渓石園(大分県)
名称 | 渓石園 |
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開催時期 | 10月下旬〜11月下旬 ※2022年は10月22日〜11月23日 |
ライトアップ時間 | 17:00〜21:00 |
所在地 | 大分県中津市耶馬溪町大字大島2286−1 |
アクセス | Googleマップ |
公式HP | 公式HP |
渓石園は、耶馬溪ダムの完成を記念して作られた日本庭園です。樹木・池・岩・滝によって耶馬溪の渓流が再現されています。
春は桜、秋は紅葉が楽しめる中津の人気観光スポットです。
園内には「炭蕎麦」が人気の蕎麦屋が併設されており、ライトアップ時間(〜21:00)まで営業しています。紅葉を眺めながらの食事もおすすめです。
渓石園のライトアップはカラフルな色遣いが特徴的です。赤・ピンク・青色のライトと夜空・池のコントラストが写真映えします。
渓石園は、福岡市から約1時間半で行けます。
知っておきたい!紅葉ライトアップを綺麗に撮影するポイント
紅葉ライトアップを撮影する際は、以下のポイントを意識してみてください!
基本のポイント
- 三脚やリモートシャッターを使う(手ぶれを防ぐため)
スマホで撮影するなら
- フラッシュ、ライトはつけない
- 手ぶれ補正機能をオンにする
- HDRモードを使用する
- ライトアップに合わせて明るさを上げる
一眼レフで撮影するなら
- シャッタースピードを落とす
- ISO感度を高めに設定する
インスタ映えする写真を撮るなら、時間帯も意識してみましょう。
最もおすすめなのは「日没後30分〜1時間」です。この時間帯は、空に光が残っているため、写真が暗くなりすぎるのを防げます。
場所によっては、三脚使用が禁止の場合もあります。
まとめ|秋の夜をライトアップされた紅葉で満喫しよう!
ライトアップは、紅葉の美しさを最大限引き出してくれます。寺社や日本庭園で行われることが多く、日本の美しい風景を感じられる癒しの空間です。
昼間に見る紅葉よりもロマンチックで、デートにもおすすめです。
「美しい風景を見て癒されたい」「大人なデートをしてみたい」という方は、ぜひ紅葉ライトアップに出かけてみましょう!