観世音寺は1300年を超える歴史があります。創建された当時は、太宰府政庁と同規模くらい「西日本一の規模」と言われたお寺です。国の重要指定文化財にも指定されました。
また5メートルあるような大きい仏像がある宝蔵から、季節を感じられるお花畑も魅力です。秋にはコスモス・紅葉を楽しめます。お参りだけでなくパワースポットとしてリフレッシュしに行ってみましょう！
観世音寺の基本情報
| 名称 | 観世音寺 |
|---|---|
| 読み方 | かんぜおんじ |
| 開館時間 | 9:00〜17:00 (入館は16:30まで) |
| 拝観料 | 大人：500円 高校生：300円 小中学生：150円 |
| 創建 | 746年 |
| 宗派 | 天台宗 |
| 本尊 | 聖観音 |
| 住所 | 福岡県太宰府市観世音寺5丁目6−1 |
| アクセス | Google Map |
| 公式HP | 公式HP |
観世音寺は九州を代表する古い寺です。7世紀後半で1300年前もの昔に造営を開始しました。
観世音寺の魅力
日本の音風景100選に入る梵鐘
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観世音寺は「梵鐘」が有名なお寺の一つです。梵鐘は国宝にも指定されました。太宰府の大晦日には、除夜の鐘として響き渡ります。
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観世音寺の梵鐘は京都の「妙心寺鐘」奈良の「當麻寺鐘」などと並び、日本でも最古の梵鐘といわれています。京都の妙心寺の鐘と同じ型で造った「兄弟鐘」とされています。
2020年には「九州国立博物館」で公開されました。現在は鍵がかかっている金網の中から見ることができます。
国の重要文化財「宝蔵」には数多くの仏像
観世音寺は、九州で仏像彫刻が豊富にあるお寺として有名です。5mを超える像も多数あります。聖観音坐像や馬頭観音など、福岡ではここでしか見られない仏像も豊富です。
また仏像が安置されている「宝蔵」が立派なのも観世音寺の特徴です。昭和34年(1959年)に完成し、多くの仏像を災害から守り保管しています。
宝蔵の中は撮影禁止なので注意してください。
季節を彩るお花も楽しめる
観世音寺で咲くお花
- 菜の花
- 紫陽花
- 藤の花
- コスモス
- つつじ
など、季節に合わせたお花が咲きます。観世音寺にお花を見に訪れる参拝客が多いのも特徴です。特にコスモス畑は圧巻で、本堂の隣に大きなコスモス畑が広がります。
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また「メタセコイアの木」の大きな木があったり、本堂に続く並木道が撮影スポットとしても人気を集めています。
コスモスは毎年10月初旬〜下旬が見頃です。2021年の開花情報はまだ更新されていません。
観世音寺は紅葉がきれいな穴場
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観世音寺は「ナンキンハゼ」「クスの大樹」が赤く色づく紅葉の名所です。イチョウの木も黄色く染まり、秋にはお寺の周りで紅葉狩りを楽しめます。
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しかし周辺の光明禅寺や、周辺の竈門神社のように紅葉の名所ではありません。紅葉が有名な太宰府市周辺の中では、特に穴場としてゆっくり過ごせます。
観世音寺の紅葉の見頃は毎年11月上旬〜下旬までです。2021年の紅葉の最新情報はまだ更新されていません。
観世音寺への行き方・駐車場情報
観世音寺へのアクセス
- 【車】福岡都市高速天神北→水城IC→観世音寺(約23分)
※都市高速を使わずに下道を走った場合は42分ほど - 【電車】西鉄天神駅→(約33分)五条駅→徒歩9分
観世音寺はすぐ近くに公共駐車場があります。公衆トイレも完備されているほか、周辺の戒壇院や太宰府市民図書館に歩いていけて便利です。
またバスや電車で観世音寺に向かう場合、西鉄五条駅が最寄りとなります。五条駅から観世音寺までは徒歩9分です。西鉄天神駅→五条駅までは約33分で到着します。
まとめ｜歴史や魅力あふれる観世音寺へ行ってみよう！
観世音寺は、地元太宰府の方が訪れる小さなお寺です。しかし、秋には大きなコスモス畑やナンキンハゼの紅葉も楽しめます。混雑することなくゆったりと過ごせる穴場スポットです。
また西鉄五条駅から徒歩で行ける距離にあり、車でも専用駐車場から歩いてすぐです。太宰府観光に行った際には、近くの竈門神社や太宰府天満宮などと一緒に、パワースポット巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
