近年、一蘭の人気は世界中にまで広がっています。そんな一蘭のラーメンが、いつまでも変わらずおいしく食べられるのは、一蘭の工場が厳しい検査基準を設けているからです。
一蘭の工場は、福岡糸島にある「一蘭の森」の中にあります。工場や一蘭に関することがすべてわかる博物館、工場から直接届いた麺で作られるラーメンが食べられるお食事処があります。
この記事では、一蘭のテーマパークともいえる一蘭の森の楽しみ方やおすすめのお土産情報について解説していきます。
一蘭の森の基本情報
【引用】https://ichiran.com/mori/main.php
店名 | 一蘭の森 |
---|---|
食べログ点数 | ★3.12 |
営業時間 | 10:00~翌1:00(お食事処・おみやげ販売処) 10:00~16:00(工場見学) ※現在、臨時休業中のため未定 |
住所 | 福岡県糸島市志摩松隈256-10 |
アクセス | GoogleMap |
定休日 | 年中無休 ※現在、臨時休業中(2021年9月時点) |
駐車場 | 普通車:594台 大型車対応:6台 バイク:27台 |
席数 | 味集中カウンター:16席 テーブル席:55席 個室:なし |
公式HP | 公式HP |
現在、新型コロナウイルス感染症対策のため臨時休業中です。営業再開に関する情報は公式HPをご覧ください。
一蘭の森とは?糸島にある「知る・食べる・感じる」を体験できる工場施設
一蘭の森とは、一蘭の工場・博物館・店舗・お土産売り場などが一か所に集まった一蘭のテーマパークのような場所です。糸島の山のてっぺんにあり、広大な自然のなか、ラーメンを楽しめます。
一蘭の森は、全国を探しても糸島にしかありません。工場見学や工場から直接運ばれてきた麺を食べられます。また、イルミネーションを見れたり、スイーツやドリンクなどを味わえたりと普段一蘭では体験できないものが楽しめるのが魅力です。
一蘭の森の見どころ
一蘭の森はラーメンを見て、学んで、食べることができます!
とんこつラーメン博物館
【引用】https://ichiran.com/mori/main.php
とんこつラーメン博物館では、一蘭の歴史、味へのこだわりなどを写真やイラストを使用しながら、子供にもわかりやすく説明してくれます。
とんこつラーメン博物館は次の4つのブースに分かれています。それぞれのブースで、とんこつラーメンに関する気になる情報やとんこつラーメンに対する一蘭の情熱を感じるため、ぜひじっくり見てみてください。
- とんこつラーメンって
- ラーメンへのこだわり
- 一蘭ってこんな会社
- 商売の秘訣
特に「商売の秘訣」では、ビジネスに関する心構えや取り組み方など、就活中の学生さんの胸に響くようなことが記載されてあります。出口には有名人のサイン入りTシャツと来店時の注文書が飾られています。
美味しいラーメン生産工場
【引用】https://ichiran.com/mori/main.php
美味しいラーメン生産工場では、普段は絶対に見られない一蘭のラーメンの製造工程をほんの少し垣間見ることができます。
- 麺製造室
- チャーシュー製造室
- 研究室
- スープ製造室
- 検査室
一蘭のラーメンの特徴でもある赤い「秘伝のタレ」はここでしか作られていません。
工場の様子は、外からガラス越しに見られるようになっており、説明パネルなども設置してあるので、知識がなくても楽しめます。ただし、ガラス越しに工場の機械が動いている様子を見られるのは麺製造室のみです。
音と光の茶庭
【引用】https://ichiran.com/mori/main.php
音と光の茶庭は、心地よい糸島の自然を感じながら、時間を忘れてドリンクやデザートを楽しめる空間です。お食事をしたりお土産を購入したりすると、音と光の茶庭に無料で入場できます。
東京ドーム1個分の広大な茶庭にクローバーが敷き詰められており、日没後には音にあわせて光るイルミネーションが幻想的な空間が作り出してくれます。
また、一蘭の森周辺は自然に囲まれているため、明るいものが少なく、星空観察をするのもおすすめです。
お食事処
【引用】https://ichiran.com/mori/main.php
工場と併設している店舗は全国でも一蘭の森だけです。そのため、その日にできた麺を、工場から店舗へ運び、できたての麺を楽しめます。
一蘭の森では、仕切りのあるカウンター以外にもテーブル席が用意されています。お子様がいる方には目が届きやすく安心ですね。
ラーメンの購入スタイルはほかの一蘭の店舗と変わらず、食券を購入して、注文用紙に必要事項を書くスタイルです。
- 天然とんこつラーメン
- 替玉
- 半替玉
- 卵
- 追加チャーシュー
- 追加ネギ
- きくらげ
- のり
- オスカランの酸味
他の店舗と同じくラーメンは1種類で、ラーメン屋によくある餃子や炒飯はありません。一蘭の森でも変わらず、一蘭のDNAを受け継いでいます。
お土産販売処
お土産処は、お食事処の隣にあり、一蘭の限定商品を購入できます。人気商品である「一蘭ラーメン」のほか「赤い秘伝の粉」が販売してあります。
また、通販サイトでは購入できない「蘭油」という、干しエビや香味食材をこだわりの油で煮詰めた特製ラー油も購入できるため、一蘭好きにはたまりません。
一蘭の森から悲鳴、豚の声が聞こえるって本当?
一蘭の森、豚の悲鳴とか聞こえないよ…これは下手したら営業妨害になる…
— もち米 (@yawamochi25) November 7, 2017
一蘭の森と検索すると検索候補の欄に「一蘭の森 豚の声」や「一蘭の森 悲鳴」というワードが出てきます。結論から申し上げますと、「一蘭の森から悲鳴、豚の声が聞こえる」という噂はデマと思われます。
「一蘭の森 豚の声」、「一蘭の森 悲鳴」と調べてみると、2つの悪質なサイトと思われるものがブラウザ上でみつかりました。それら、2つの悪質なサイトが原因となって、豚の声や悲鳴などのワードが検索候補の欄に現れたと考えられます。
実際に豚の声、悲鳴を聞いたという書き込みはないので、安心して一蘭の森を訪れてみてください。
一蘭の森の所要時間について
施設名 | 所要時間 |
美味しいラーメン生産工場 | 10分~20分 |
とんこつラーメン博物館 | 10分~20分 |
お食事処 | 20分~25分 |
お土産販売所 | 10分 |
音と光の茶庭 | ー |
一蘭の森の施設、それぞれの所要時間を上記の表に記しました。どの施設もおおよそ20分以下で回れます。
お食事処で提供されるラーメンは、8分ほどで一気に食べてしまいましょう。ゆっくり食べていると、一蘭こだわりの細麺が伸びてしまいます。
「音と光の茶庭」は時間を忘れて、ゆっくりできる場所です。心が休まるまでゆっくりと糸島の自然を体感しましょう。
一蘭の森のアクセス・駐車場情報
アクセス情報(自動車)
福岡市:福岡都市高速 各IC→ 福重JCT→ 福岡前原道路 周船寺IC経由 |
約40分 |
北九州市:九州自動車 福岡IC→ 福岡都市高速 貝塚JCT→ 福重JCT→ 福岡前原道路 周船寺IC経由 |
約1時間30分 |
久留米市:九州自動車 久留米IC→ 福岡都市高速 太宰府IC→ 福重JCT→ 福岡前原道路 周船寺IC経由 |
約1時間20分 |
【引用】https://ichiran.com/mori/access/
【引用】https://ichiran.com/mori/access/
一蘭の森へのアクセスは車がおすすめです。電車で行くことも可能ですが、最寄り駅である周船寺駅から一蘭の森まで徒歩1時間30分もかかります。
電車を降りた後は、タクシーまたは、レンタカーを利用するとよいでしょう。一蘭の森は山の上にあるため自転車の使用は控えた方が無難です。
駐車場情報
駐車場 | 普通車:594台 大型車対応:6台 バイク:27台 |
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一蘭の森は、駐車場も完備されています。大型駐車場なので、いつでも混雑を気にすることなく遊びに行けます。
一蘭の森は千葉にもあるの?千葉工場との違いは?
一蘭の森は糸島にしかありません!2021年9月に稼働予定の工場が千葉にもありますが、一蘭の森のように博物館や店舗などは隣接していません。
一蘭の森についてよくある質問
一蘭の森についてよくある質問をまとめました。
子供でも楽しめますか?
博物館や工場見学は小学生低学年以下のお子さんにとって少し難しい内容かもしれません。飲食目的ならば問題なく、小学生以下のお子さんでも楽しめます。
また、おむつ交換室も設置してあるので、小さなお子さんが一緒でも安心して利用できます。
周辺の観光場が知りたい
一蘭の森の近くには、糸島のひまわり畑という観光スポットがあります。5月中旬から7月中旬にかけて、福岡県糸島市泊のたんぼの一画が約15万本のひまわりで満開になります。
お土産はどんなものが購入できますか?
一蘭の森では、人気商品の「一蘭ラーメン」のほか「赤い秘伝の粉」が販売してあります。
また、通販サイトでは購入できない「蘭油」という、干しエビや香味食材をこだわりの油で煮詰めた特製ラー油も購入することができます。
一蘭の森まとめ
一蘭の森では、できたて麺が楽しめる唯一の場所です。施設や工場の見学もできるので、特別なラーメンの作られている様子や一蘭の歴史を堪能しながら楽しめます。
また、夜になるとイルミネーションが照らされ、糸島の大自然を感じられます。お土産も充実しており、駐車場も広く、休みの日に家族で訪れるには絶好の観光スポットです。