博多座の魅力を紹介します。福岡に住んでいる人は絶対に行くべきです。劇やミュージカルを見たことないはじめての人でも楽しめること間違いなしです。
先日博多座に行ってきたばかりの私が、博多座の新鮮な情報をお届けします。
・博多座の基本情報(アクセスやスケジュール)
・博多座内でのお食事処や売店
・マニアックな座席情報(座席別の見え方)
博多座の魅力をギュッと詰め込んでご紹介します。
博多座はこんなところ
博多座の魅力と特徴
博多座は外観や立地から敷居が高いイメージを持ってしまいがちです。ですが実際はそんなことはありません。博多座にはドレスコードも必要ありません。
博多座はお芝居や歌舞伎、ミュージカルなどいろいろな演目が公演される九州最大級の劇場です。
西日本の地域だけでも毎年50万人ほどのお芝居ファンが訪れます。なぜわざわざ博多座に来るのか・・・大きな劇場は他にもありますよね。
博多座で観劇すればわかる、他の大きな劇場にはない秘訣があるんです。
- コンパクトなので後ろの席でも見やすい
- 音響設備が最高級に良い
大きいと言われる劇場は席数が約2000席ほど。一方で博多座は約1450席と少なめです。2000席の劇場も1450席の劇場もステージの大きさは同じです。
例えばミュージカル1つにおいても、2000席の劇場で行う場合と1450席の劇場で行う場合、演出の規模は変わりません。
そして、博多座は音響の良さも自慢です。どの席からでも迫力満点の演出を楽しめます!
・オペラグラス、イヤホンガイド、補聴器の有料でレンタル
・ひざ掛け、座布団、おぼん、ロッカーの無料でレンタル
博多座はサービスも充実しています。
博多座の駐車場やアクセス基本情報
おすすめ度 | ★★★★★ |
---|---|
住所 | 福岡県福岡市博多区下川端町2−1 |
営業時間 | 不定休 |
地図 | |
アクセス | 【電車】中洲川端駅より徒歩3分 |
博多座へのアクセス方法・行き方を解説します。
車の場合
福岡インター、北九州方面の方は「呉服町ランプ築港ランプ」
大宰府インター、水城方面の方は「千代ランプ築港ランプ」
博多座専用の駐車場はありません。併設の博多リバレイン地下駐車場(利用料:30分150円)を利用することができます。博多リバレイン駐車場からエレベーターを使えば、劇場エントランス前広場に行けます。
地下鉄
「中洲川端駅」7番出口に直結
西鉄バス
「川端町・博多座前」バス停下車
劇場内は禁煙です。客席3階ロビーに喫煙コーナーがあります。
博多座の見やすいおすすめ座席と劇場のキャパ
博多座の収容人数・キャパは1454席です。
1階から3階が客席となっています。座席はA席・特B席・B席・C席で公演によって料金は変動します。
※博多座公式HPより引用
1階A席(前方)
前方は舞台との距離感が近くキャストの顔がはっきりと見えます。客席の通路をキャストが通ることも!ただし前方席は距離感が近すぎて全体像が見づらいといった点があります。
1階A席(中央)
いわゆる御贔屓の座られる最良席「と・ち・り席」です。近すぎず遠すぎず全体を見渡せるとても羨ましい席です。
1階A席(後方)
後方といっても舞台が米粒の大きさにしか見えないということはありません。後方の席であっても全体を見渡せます。心配な人はオペラグラスを準備しておくと安心です。
1階特B席
A席の一番後ろの席から1つ通路を挟んで少し高いところに特B席があります。前方の人の頭が気になることもありません。全体を見渡すことができますが正直、多少距離感を感じます。
2階A席
あれ?1階だっけ?と錯覚するほど、2階とは思えない舞台との距離感がたまりません。最前列の場合は目の前にある落下防止の柵が若干邪魔に感じます。
2階特B席
1階A席の上にあり舞台との距離は近く感じます。オペラグラスを使わずに観劇したいという方には、1階後方の席を選ぶより2階の特B席がオススメです。
2階B席
音響は1階席よりも2階席の方が断然いいです。また2階席の椅子は背もたれが頭の位置まであり、後ろを気にする必要がありません。
3階C席
2階の最前列同様に3階の最前列にも落下防止の柵があります。柵越しにオペラグラスを覗くとぼやけてしまいます。3階C席は料金が安いので、キャストの動きを間近で目で追いたいという人でなければ、3階C席はコスパ最高な席です。
博多座の美味しいごはん|レストランと売店
観劇前や幕間も有意義に過ごしましょう。博多座にある美味しいお食事処やお弁当、公演限定グッズが揃う売店を紹介します。
食事処:レストラン 花幸
客席1階にある懐石・会席料理のお店「レストラン花幸」。レストラン内での食事はもちろん、座席まで持ち込める彩り豊かなお弁当も種類が豊富に揃っています。
一番安い料理は天ぷら・お刺身・煮物が入った「おしのぎ膳」が1,800円。
ボリューム満点の「うな重」が2,500円、見た目も美しく高級感のある「観劇御膳」は3,500円です。
毎月公演ごとに変わる月替わりのお弁当も楽しみ!9月だとプチフールのようで見た目もかわいい「幕の内お月見弁当」が1,500円です。
お弁当:花幸
客席1階のお弁当売り場には「お弁当の花幸」も入っています。レストラン花幸のお弁当とはメニューが異なるのでお弁当花幸のお弁当も捨てがたい。
お弁当の花幸で一番安いお弁当は「おむすび弁当」830円でなかなかリーズナブル。いろいろな種類のおかずが入った「ごひいき弁当」は1,030円、最も高級なお弁当は「吉祥」3,000円です。
お弁当:料亭 老松
「料亭 老松」のお弁当は、どのお弁当にも美味しそうなおかずがてんこ盛り!お肉も魚も野菜も入っています。少し小さめなお弁当「千草」は1,030円。とことんお肉が食べたい人には「牛肉味噌漬弁当」2,160円がオススメ。豪華二段の「松花膳」は2,680円です。
幕間に老舗料亭の味を味わえるのは贅沢ですね。
お弁当:旬彩工房 やまこう
四季折々の素材を使った惣菜が自慢の「旬彩工房 やまこう」のお弁当は博多駅でも販売されています。
サラダ巻き・南関いなりに素朴な味付けのおかずが入った「助六」は800円。「松花堂弁当」など1,000円台のお弁当が数種類そろい、西京焼きや煮物、えびが丸ごと入った「彩菜御膳」は2,100円。
豪華で色とりどりに盛り付けられたお弁当ですが、値段は比較的リーズナブルです。
客席2階にはコーヒーが自慢のCJカフェがおすすめ。軽食ですませたい方にはカフェやパン屋さんもありますよ。
博多座正面入り口の横にはパン屋さん「HAKATAZA BAKERY」があります。博多座の焼き印が押された博多座あんぱん(200円)はお土産としても喜ばれます。
客席1階と2階には売店がズラリと並んでいます。博多座のオリジナルグッズや公演限定グッズ、和・洋のお菓子など品揃えが豊富。
駅や空港でお土産を買う時間がないという方も安心です。博多座に行きました!と自慢するなら「博多座きんつば」のお土産がオススメですよ。
公演限定商品は早くに売り切れてしまうので開演前に購入しておきましょう。
博多座で観劇完全攻略ガイド|まとめ
ステージまでの距離が近くて迫力満点。そんな演出を楽しめるのは博多座だけです。福岡で行くとこないやって方は一度行ってみましょう。
・ステージまでの距離が近い
・どの席からでもステージがよく見える
・音響の良さ
・幕間の食事が楽しみ
「お芝居のためにどうしてわざわざ博多座まで?」と思った人も、観劇後には「お芝居のために博多座まで来た甲斐があった」と感じてくれるはずです。
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