博多弁の「ありがとう」ってドンなイントネーションだろ🤔ありが・とう🤔🤔🤔
— 🌈いけ 9/11,12 DiverDiva🌈 (@aco_guitar_BOC) May 14, 2021
博多弁のありがとうは基本的に標準語です!特別な「博多弁で感謝を伝えるならコレ!」という方言はありません。しかし、ちょっとしたアクセントが違ったり、語尾や言い回しが他の土地と違ったりします。
博多弁で「ありがとう」に特別な方言は無い!?
博多弁には関西弁でいう「おおきに」沖縄弁で「にふぇー」など、特別にありがとうの言葉に代わる方言はありません。そのため「ありがとうって博多弁で何ていうの?」と聞かれた場合も標準語のままとなります。
「ありがとうバイ」「ありがとうやけん」というような、語尾だけ博多弁にする使い方もしません。
博多弁で「ありがとう」を言う場合のイントネーション
博多弁のありがとうが好き。イントネーションが愛があるあったかい感じがするから。
— みどり (@nao_syan) March 29, 2011
博多弁で「ありがとう」のイントネーションは、語尾が上がるのが特徴です。”ありが”まではアクセントが無く、”とー⤴︎”と語尾が上がり、伸ばす傾向にあります。
- 標準語:ありがとう⤵︎
(「ナポリタン」と同じ言い方) - 博多弁:ありがとー⤴︎
博多弁でありがとうのイントネーションは「ありがとぉー⤴︎ねぇー⤴︎」と語尾を伸ばす傾向にあります。語尾を伸ばした柔らかい言い方は女性に多く、「ありがとぉねぇーならねー(またね)」と別れる際に使います。
ちなみに敬語になると「ありがとうございます」は標準語のイントネーションと同じです。
博多弁で感謝を伝える際の方言(例文付き)
ありがとぉね〜(訳:ありがとう)
【例文】
「今日も1日ありがとぉね〜また会おうねぇ〜」
「本当に頑張ってくれてありがとぉね〜」
イントネーションで語尾が上がり、柔らかい言い方になる「ありがとぉね〜」と最後に伸ばす言い方は、女性に多く年下や友達によく使います。
ありがたいっちゃんね(訳:ありがたいんだよね)
【例文】
「母が育児の協力してくれてから、本当ありがたいっちゃんね」
「気づいたら掃除してくれるけん、めっちゃありがたいっちゃんね」
「ありがたいんだよね」と第三者に伝える際に使う「ありがたいっちゃんね」は、友達や家族と話す際の博多弁として使います。
「もっとこうしてくれるとありがたいっちゃけどね」という言い方になると「もっとこうしてくれたら、ありがたいんだけどなぁ」という愚痴や本音が出る際に使う博多弁です。
お世話になってから(訳:お世話になりました)
【例文】
「家族でお世話になってから、ありがとうございました」
「息子がお世話になってから、大変やったやろ?」
「お世話になっちゃって」と少し遠慮するような言い方をする際に「〜してから(〜しちゃって申し訳ないね)」というニュアンスの博多弁です。
親戚付き合いやママ友同士の会話でもよく出る言葉です。「〜してから」という言い方は「こげんしてから(こんなことしちゃって)」と子供を叱る際にも使います。
感謝しとるとよ?(訳:感謝してるんだよ?)
【例文】
「伝わっとらんかもしれんけど、ちゃんと感謝しとるとよ?」
「お父さんには感謝しとるとよ。頑張ってくれたけん」
「ちゃんと感謝してるからね!」と砕けた感じの雰囲気で使う博多弁です。飲み会の場で「あの人には感謝しとるとよ〜」と本音が出るようなニュアンスで使います。
ばり助かった(訳:とても助かりました)
【例文】
「あの時はばり助かったけん!ありがとうねぇ」
「手伝ってくれたけん、ばり助かったっちゃんね!本当に」
「本当に助かった〜よかった〜」と安堵するような感じで感謝を伝える時に使う博多弁です。助かったよ!ありがとう!と伝える際に「救われたなぁ〜」というニュアンスで使います。
まとめ|博多弁でありがとうね〜はかわいい!
「ありがとうね〜」と優しい雰囲気で伝える博多弁は、男女問わず全国的に人気です。感謝を伝える時に「お世話になってから〜!」とオーバーで大きな声が出るのも博多の人あるあるだと言えるでしょう。
もし博多弁でありがとうを伝えるなら「ありがとーねー」と語尾を伸ばして伝えてみてください。微妙な細かいイントネーションは、博多の人に直接伝授してもらいましょう!