太宰府天満宮は、菅原道真を祀る神社で、学問や厄除けに御利益がある神社です。受験シーズンには多くの学生が参拝に訪れます。太宰府天満宮へは博多駅から利用することも多いでしょう。
博多駅から太宰府天満宮までは、バスの利用がおすすめです。バスがおすすめな理由として、電車と違い乗り換える必要ないこと、所要時間は電車を利用したときと比べても、あまり変わらないことです。
今回は、博多駅から太宰府天満宮までの行き方を見ていきます。
博多駅から太宰府天満宮までの行き方|バス・電車・タクシーを比較
所要時間 | 料金 | |
バスでのアクセス | 45分〜50分 | 610円 |
電車でのアクセス | 50分〜55分 | 490円〜620円 |
タクシーでのアクセス | 35分〜45分 | 約5,000円〜6,000円 |
博多駅から太宰府天満宮までの所要時間、料金をバス、電車、タクシーの3つの手段で比較しました。
所要時間ではタクシーが一番早く移動できますが、料金については最も高額になります。タクシーを複数人で利用した場合でも、バス、電車より料金は高くなります。
博多駅から太宰府天満宮までバス・電車で移動する場合は、料金、所要時間ともにほぼ同じぐらいです。
バスと電車の2つのアクセス方法で唯一異なる点は、乗り換えなしで行くことが可能かという点です。博多駅から行く場合、電車は複数回乗り換えが必要になります。
バスは太宰府天満宮まで乗り換えなしで行くことができますので、博多駅から太宰府天満宮まで利用する際はバスがおすすめです。
博多駅から太宰府天満宮までは『太宰府ライナーバス 旅人』で行くのがおすすめ
博多駅から太宰府天満宮までは「太宰府ライナーバス旅人」で、乗り換えなしで行くことができます。
太宰府ライナーバス旅人は、博多駅にあるバスターミナル・福岡空港国際線ターミナルから太宰府を結ぶバスで、福岡空港を発車すると太宰府市内にある3つのバス停のみに停車するバスです。
太宰府ライナーバス旅人が停車するバス停や運行時刻、運賃、お得な1日フリー切符も見ていきます。
【時刻】博多バスターミナルより約20分〜30分おきに出発中
太宰府ライナーバス旅人は、博多バスターミナルより約20分〜30分おきに発車しています。
博多バスターミナルから太宰府バス停までの所要時間は40分から42分となります。太宰府バス停から太宰府天満宮までは徒歩で約5分です。
【バス停】博多駅からの停車バス停
- (出発)博多バスターミナル:1階の11番のりばから発車します
- (バス停)福岡空港国際線ターミナル:2番のりばから発車します。太宰府行きは乗車のみ可能です
- (バス停)大宰府政庁跡:都府楼跡とも呼ばれる政庁跡の最寄りバス停
- (バス停)太宰府市役所:太宰府市役所の最寄りバス停
- (終着)太宰府:太宰府天満宮の最寄りバス停
博多バスターミナル(博多駅)から太宰府天満宮の最寄りバス停・太宰府までの停車バス停は、福岡空港国際線ターミナル、太宰府政庁跡、太宰府市役所、そして太宰府の4つです。
各区間のみの乗車・降車は可能ですが、太宰府方面行きのみ、博多バスターミナルから福岡空港国際線ターミナル間の利用はできないので注意が必要です。
【運賃】片道610円で乗車可能
博多バスターミナル(博多駅)から大宰府政庁跡、太宰府市役所、太宰府までの片道の運賃は大人610円、子供310円です。
福岡空港国際線ターミナルから乗車した場合は、大宰府政庁跡、太宰府市役所、大宰府まで大人510円、子供260円となります。
ICカードについては、nimocaをはじめ、SuicaやICOCAなどの交通系ICカードの利用ができます。ICカードの割引については設定されていません。
ICカードを利用する際には、乗車・降車時共にタッチすることが必要ですので、乗車時にも忘れないようにタッチしましょう。
福岡市内+太宰府ライナーバス「旅人」1日フリー乗車券がお得
太宰府ライナーバス「旅人」を利用する際には、福岡市内+太宰府ライナーバス「旅人」1日フリー乗車券の利用がおすすめです。大人1,600円、子供800円で購入でき、福岡市内のバスと太宰府ライナーバス「旅人」が乗り放題となる便利な乗車券です。
太宰府ライナーバス「旅人」1往復と、福岡市内で複数回利用すると元が取れるので、福岡市内、太宰府観光にはうってつけの乗車券です。なお、バス車内では販売していないので、博多バスターミナルで事前に購入しましょう。
また、福岡市内+太宰府ライナーバス「旅人」1日フリー乗車券の利用とセットで利用できる、「福岡体験バスチケット」も人気です。
福岡体験バスチケットは、1日フリー乗車券に加え、太宰府や福岡市内などで、グルメや観光に使える体験チケットです。料金は1日乗車券+体験チケット1枚550円から販売しています。
体験チケットは10枚まで購入でき、特定のグルメや観光チケットに交換となります。チケットは、博多バスターミナルや、博多駅総合案内所などで購入できます。
2021年3月19日より、トヨタが提供するmy routeアプリを使った、西鉄バス「スマ乗り放題」というデジタルチケットを購入することができます。
デジタルチケットでは、福岡市内+太宰府ライナーバス「旅人」24時間券として販売しており、大人1,500円、子供750円で購入できます。1日ではなく、24時間となるので、昼以降に利用する場合でもおすすめです。
博多駅から太宰府天満宮まで『電車』で行く方法
バスでの行き方をご紹介しましたが、博多駅から太宰府天満宮まで電車での行き方もあります。電車で太宰府天満宮まで行く方法も見ていきます。
電車で行く場合は必ず乗り換えが必要
博多駅から太宰府天満宮まで電車で行く場合、バスで行く場合と違う点は、必ず乗り換えが発生します。電車を乗り換えるの際に、5分〜7分ほどの徒歩移動もあります。
博多駅から太宰府天満宮まで電車で行く場合、JR鹿児島本線を利用するルートと、福岡市営地下鉄空港線・西鉄天神大牟田線を利用するルートの2つがあります。
JR鹿児島本線のルート、福岡市営地下鉄ルートともに、所要時間は50分程度とバスと同じぐらいかかります。
【安い】博多駅からJR鹿児島本線に乗車するルート
博多駅から太宰府天満宮まで電車で行く1つめの方法が、JR鹿児島本線に乗車するルートです。JR鹿児島本線ルートは、運賃が最も安いルートであることが特徴です。
鹿児島本線や福北ゆたか線など在来線からの利用や新幹線で博多駅を経由する場合は、乗車券の目的地をJR二日市駅に設定することもできます。
JR鹿児島本線ルートで、博多駅から行く場合の運賃は490円です。博多駅から太宰府天満宮までの所要時間は、乗り換え時間等も含め、50分程度かかります。
新幹線や在来線を利用して博多駅で乗り換えて行く場合には、JR鹿児島本線ルートが便利です。
【乗り換えが楽】博多駅から福岡市営地下鉄に乗車するルート
博多駅から太宰府天満宮まで電車で行く2つめのルートは、福岡市営地下鉄空港線・西鉄天神大牟田線に乗車するルートです。
福岡市営地下鉄空港線・西鉄天神大牟田線を利用するルートは、乗り換えが楽になることが特徴です。徒歩で移動が発生する地下鉄天神駅・西鉄福岡(天神)駅では、天神地下街やを利用することで、雨に濡れる心配もなく乗り換えることができます。
福岡市営地下鉄空港線・西鉄天神大牟田線ルートで、博多駅から行く場合の運賃は620円です。博多駅から太宰府天満宮までの所要時間は、乗り換え時間等も含め、50分程度かかります。
西鉄福岡(天神)駅から太宰府駅まで乗り換えなしで行くことができる急行も設定されています。
太宰府行き急行は平日は9時台、土曜日曜祝日は9時台〜11時台に18分発と48分発で設定されています。太宰府行き急行を利用した場合は、乗り換え回数も1回になるので便利です。
博多駅から太宰府天満宮まで『タクシー』で行く場合はどれくらいの料金がかかる?
博多駅から太宰府天満宮までは公共交通機関だけでなく、タクシーを使って行くこともできます。博多駅から太宰府天満宮までの移動距離は17キロ、所要時間は35分〜45分程度で最も早く移動することができます。
博多駅から太宰府天満宮までのタクシー料金は、5,000円〜6,000円かかります。2人で利用する場合は1人あたり2,500円〜3,000円、3人で利用する場合は1人あたり1,670円〜2,000円、4人で利用する場合は1人あたり1,250円〜1,500円となります。
博多駅からタクシーを利用する場合、新幹線のホームがある筑紫口側から利用すると少額ではありますが、安くなるかもしれません。MKタクシーなど定額タクシーもあるので、少しでも節約したい方は、定額タクシーの利用も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ|太宰府天満宮への参拝を満喫しよう!
博多駅から太宰府天満宮まで、太宰府ライナーバス「旅人」、JR線を使用したルート、福岡市営地下鉄空港線・西鉄天神大牟田線使用したルート、タクシーの4つをご紹介しました。
観光に便利な1日フリー乗車券や、乗り換えも不要で、博多駅から座って快適に移動できる太宰府ライナーバス「旅人」の利用がおすすめです。
太宰府天満宮参拝と共に、隈研吾さんが建築を手がけたスターバックスや、かさの家の梅ヶ枝餠も食べてみてはいかがでしょうか。