渓流の川床でお食事ができる場所が、福岡県朝倉の秋月にあります。100年以上続く老舗の食事処「だんごあん」です。だんごあんは、福岡の小京都と呼ばれる秋月城跡の近くにあります。
7月中旬から9月初旬に、渓流の川床に桟敷席が設けられます。桟敷席で味わう食事は別世界のようです。だんごあんではヤマメの塩焼きや季節限定の紅白団子が味わえます。
川や風の音を聞きながら、自然の中で食べる料理は最高です。だんごあんの雰囲気が風情があると、メディアやSNSで話題になりました。
朝倉で話題のだんごあんの特徴、おすすめ時期やメニューを紹介します。また川遊びについてもお伝えするので参考にしてください。
だんごあん|基本情報
店舗名 | だんごあん |
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食べログ | ★3.28 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 水曜日(7~8月は無休) |
住所 | 福岡県朝倉市秋月野鳥196-2 |
アクセス | GoogleMap |
「だんごあん」は春の桜や秋の紅葉がきれいな人気スポット、秋月城跡から車で5分の所です。
悪天候の時はお休みです。
営業は例年3月中旬ごろから12月上旬までです。
「だんごあん」は渓流で自然に囲まれた食事処
引用:福岡県観光連盟提供
「だんごあん」は朝倉市秋月にある、渓流と木立に囲まれた食事処です。明治20年創業、100年以上続いています。
店名のだんごあんは、江戸時代にあった「たんくうあん」という尼寺の名前が由来です。尼寺は通称だんごあんと呼ばれていました。
だんごあんでは、渓流の川床の桟敷席で食事ができるのが特徴です。川床の桟敷席は涼み台と呼ばれています。
川のせせらぎを聞きながら、自然の中で食事するのは格別です。ゆっくりくろげますね。
引用:福岡県観光連盟提供
だんごあんでは、夏の時期に桟敷席が設けられます。毎年梅雨明けの7月中旬から9月初旬です。だんごあんへ行くのは、桟敷席が設けられる時期がおすすめです。
桟敷席の料金は1時間400円から1,500円です。桟敷席は人気があるので、待つ覚悟でいきましょう。
おすすめ時期は7月中旬から9月初旬です。
桟敷席の料金は1時間400円から1,500円です。
だんごあん|お食事のおすすめメニュー
ヤマメの塩焼き
引用:福岡県観光連盟提供
だんごあんの「ヤマメの塩焼き」は、是非食べて欲しい一品です。注文カウンターの横に、ヤマメが泳いでいる生け簀があります。
ヤマメは注文後に、生け簀から取り出され串焼きされます。ヤマメを焼いているのが見れて楽しいです。美味しそうな匂いが漂ってきます。
熱々のヤマメの塩焼きは、皮がかりっとしています。食べると、身はふっくらです。塩加減がいいですね。
だんごあんのヤマメの塩焼きは臭みがありません。骨が柔らかくなっているので、頭から食べれます。
だんごあん定食
引用:福岡県観光連盟提供
「だんごあん定食」は山菜おこわご飯に、ヤマメ塩焼きや古処鶏揚げ物がついています。山菜おこわご飯は竹の器に入っていますよ。趣があります。
古処鶏揚げ物は、噛むほどに美味しさが増す一品です。朝倉産の古処鶏はやわらかく旨味があります。また、コリコリとした食感も楽しめます。
小鉢三品がついています。小鉢の内容は変わりますが、豆腐、サラダや茶碗蒸しです。汁物と漬物もついています。
ランチに「だんごあん定食」がおすすめです。人気のヤマメ塩焼きや古処鶏揚げ物が味わえます。山菜おこわご飯や小鉢もついているので、ボリュームがあります。
だんご汁
引用:福岡県観光連盟提供
少し寒くなってくると、温かい料理が欲しくなります。寒い時期におすすめなのが「だんご汁」です。10月から5月の限定メニューになります。
だんご汁にはだんごとたくさんのお野菜が入っています。にんじん、かぼちゃや里芋などです。
だんご汁にお漬物もついています。だんご汁はやさしい味です。体が温まります。
だんご汁単品もいいですが、だんご汁定食もあります。だんご汁定食は大きなサイズのだんご汁に、小鉢三品とご飯がついています。
そうめん流し
だんごあんで夏の定番料理、そうめんが食べれます。川の音を聞きながら、自然の中でそうめんを味わうのは格別です。
そうめんは竹の器に入り風情があります。冷たい汁につけて食べてください。ゆず胡椒の香りがします。
そうめん流しも人気があります。長い竹を流れてくるそうめん流しで食べると、一段と美味しさが増します。
だんごあんでは2019年までそうめん流しを行っていました。しかし、新型コロナウイルスの影響で、2020年から行っていません。そうめん流しが復活するといいですね。
紅白団子
だんごあんの「紅白団子」は半分が桃色、残り半分が白色のかわいい団子です。冷たい団子がソーダ水に入っています。ガラスの器に入り、見た目が涼し気です。
紅白団子は上に砂糖がかかっています。砂糖、ソーダ水と紅白団子を混ぜて食べてください。懐かしい味がします。
だんごあんの紅白団子は、5月から9月までの限定です。食事の後のデザートにいかがでしょうか? あっさりしているのでペロッと入ります。
だんごあん|よくある質問
ペットは同伴可能?
「だんごあん」ではペットが同伴できます。犬を連れている方を見かけます。
他の方に迷惑にならないよう、マナーを守りましょう。
川遊び・釣りは楽しめる?
だんごあんでは川遊びが楽しめます。少し上流に行くと、水遊びができる場所がありますよ。
子連れの方はゴム草履や着替えを持っていくといいですよ。水の事故に注意して遊びましょう。
近くに小さな滝のような場所があります。滝はそれほど高くありませんが、滝の音を聞くと心がいやされます。たっぷりマイナスイオンを浴びてみませんか?
残念ながら釣りはできません。また、だんごあんの近くには釣り堀はありません。釣りは別の場所で楽しんでください。
お弁当など持ち込み可能?
だんごあんではお弁当などの持ち込みができません。受付に「持ち込みお断り」の表示があります。
ヤマメの塩焼きや甘味など、だんごあんの料理を楽しみましょう。
だんごあん|行き方・駐車場情報
車の場合
福岡市内から行く場合は、大分自動車道甘木インターで下ります。だんごあんまで甘木インターから20分ほどです。
だんごあんの近くに無料駐車場があります。50台駐車可能です。駐車場からゆっくりした坂道を3分ほど登ると着きます。
夏のピーク時は渋滞することがあります。また駐車場も混雑しますので注意が必要です。時間をずらして行くことをおすすめします。
電車とバスの場合
甘木鉄道甘木駅から甘木観光バスの「野鳥行き」に乗ります。終点の野鳥で降ります。20分で到着します。
バス停から歩いて15分ほどで、だんごあんに着きます。ゆるい坂の山道です。
7月から9月までの期間は、甘木鉄道甘木駅からだんごあんまでのバスが運行されます。だんごあんまで24分です。一日4本運行します。
車で行く場合、夏のピーク時は渋滞することがあります。また駐車場も混雑します。時間をずらして行きましょう。
だんごあん最新情報まとめ
だんごあんは福岡県朝倉市の秋月にある食事処です。渓流の上に設けられた桟敷席で食事ができます。川のせせらぎを聞きながら、自然の中で食事するのは最高です。
だんごあんでは川魚料理や甘味を楽しめます。新鮮なヤマメの塩焼きは一度は味わって欲しい一品です。また、暑い夏にピッタリの紅白団子や寒い時期のだんご汁もおすすめです。
だんごあんに行くなら、桟敷席が設けられる7月から9月までの期間がおすすめです。ただし、多くの方が涼みに訪れるので混雑します。時間をずらすといいですね。
渓流と木立に囲まれた「だんごあん」で、ゆっくり食事をしてみませんか? 川遊びも楽しめますよ。