秋月城跡は、2つの門と紅葉がフォトジェニックな、歴史ある観光スポットです。城跡は、福岡県の指定史跡になっています。江戸時代から続く古民家は、城下町らしい風情を残して店舗やグルメスポットになっています。
秋月城の紅葉は、11月に見頃を迎えます。秋月城下町に行く際は、周辺の観光名所やグルメスポットを1日満喫したいものです。本記事では、今年の紅葉の見頃や見所、秋月グルメなど、秋月のおすすめ情報をご紹介します。
秋月城跡の基本情報
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名称 | 秋月城跡 |
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紅葉の見頃 | 11月上旬〜12月上旬 |
駐車場 | 近隣に複数あり |
住所 | 福岡県朝倉市秋月野鳥663 |
アクセス | GoogleMapへ移動 |
公式HP | 公式HP |
秋月城跡は、朝倉市秋月野鳥にある、桜と紅葉の景観が素晴らしい城跡です。黒門や長屋門は、秋月の(※1)遺構をそのまま残しています。城下町秋月は、朝倉下町という表現が似合う、江戸時代の面影を残す古民家のお店が並んでいます。
(※1)遺構:昔の構築物(の一部)が地面や地中に残った跡。
秋月城の歴史|黒田官兵衛ゆかりの地について
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黒田孝高(通称:黒田官兵衛)は軍事的才能に優れた武将として有名です。官兵衛は、豊臣秀吉の臣下として朝鮮出兵し、出兵の最中に剃髪して「如水軒円清」となり、黒田如水と呼ばれました。
関ヶ原の戦いでは、如水の長男黒田長政が、黒田軍の主力を率いて武功を上げました。如水は一万の速成軍を作り、家康が島津義久と和平を結び九州が平定されるまで戦いました。
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関ヶ原の戦いの後は、家康が黒田長政に(※1)恩賞として筑前国を与え福岡藩となりました。秋月城は、寛永元年に黒田長興が築城した城郭です。長政は福岡藩の藩主となり、支藩として秋月藩を作り、長政の叔父黒田直之が居城しました。
秋月城は、明治時代に廃城となりました。昭和36年に黒門(本門)と長屋門(裏門)が、県指定の有形文化財になっています。
(※1)恩賞:てがらをほめて主君が賞を与えること
秋月城跡の紅葉の見頃時期
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秋月城跡地の紅葉は、例年11月上旬〜12月上旬が見頃です。秋月城に彩りを添える紅葉は、九州の山城らしい景観です。
紅葉の見所で特におすすめなのは、黒門と紅葉の組み合わせです。黒い門が、紅葉の紅色をくっきりと強調し、秋らしい風情があります。黒門は、インスタ映えするおすすめのスポットです。
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城跡の散策は、春の桜に夏の新緑、秋の紅葉とどの時期も癒されます。全体が赤く色づく真っ赤な紅葉も素敵ですが、緑から赤に変わるグラデーションを楽しむのもきれいです。
城下町には、武家屋敷や古民家の風情が残っており、フォトジェニックです。秋月での紅葉狩りは、和服でお気に入りの場所での撮影もおすすめです。
秋月城跡の見所
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秋月城跡の散策は、黒門に長屋門、眼鏡橋に杉の馬場など見所が多くあります。瓦板の石橋は、石橋内部の土砂が流出しないように瓦を縦に並べたものです。瓦板の石橋は、穴場の撮影スポットです。
黒門
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秋月城の黒門は、秋月城の本門で、福岡県指定有形文化財となっています。黒門は1880年にに移築され、黒田長興を祀る垂裕神社の参道にあります。元々は、秋月城の大手門(正門)として、堀割にある瓦坂の右側の奥にありました。
黒門は、中世に活躍した秋月氏の本城「古処山城」の(※1)搦手門(からめてもん)であったという伝承もあります。黒門は秋月城跡地で最も景観が良く、紅葉や桜の時期には多くの人が訪れます。
色彩が鮮やかで、黒い門と青い空を背景に、緑から紅に代わる紅葉のグラデーションは圧巻です。黒門の周辺では、約20本のカエデやイチョウが見られます。
(※1)搦手門:搦手門とは、大手門に対する裏門のこと
目鏡橋
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目鏡橋は、杉の馬場を通り抜けて野鳥川沿いを左手に進んだ場所にあります。目鏡橋は、橋としては珍しく長崎の花崗岩を用いて造られ、県の指定有形文化財となっています。眼鏡橋の特徴は、花崗岩の石造りアーチが美しい点です。
約200年前、目鏡橋がかかる野鳥川には、木造の橋がかかっていました。しかし、洪水のたびに流され、人々を困っていたといいます。そこで、黒田家の8代藩主・長舒(ながのぶ)が、約200年前に長崎の石工を招いて、目鏡橋を造らせました。
長舒(ながのぶ)は、江戸時代中期に秋月地域を治め、名君といわれた人物です。その後、目鏡橋は200年以上にわたって、生活用とや紅葉狩りスポットとして、多くの人に愛されています。
長屋門(裏御門)
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長屋門(裏御門)は、奥御殿へと繋がっている門で、唯一城内で築城時のままの場所に残っています。長屋門は1850年に創建されました。長屋門は、黒門と併せて「秋月城本門(黒門) 附 長屋門」として福岡県の指定有形文化財です。
長屋門の特徴は、石段と石をくみ上げた城壁の景観の美しさです。長屋門は、内馬場の裏御門でかつては側室や家族が住む屋敷(奥御殿)がありました。奥御殿に住む人が使った通用門です。門の両側は、門番が住む長屋です。
杉の馬場
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杉の馬場は、秋月城へと続く約500mの通りに約200本の桜が植えられた、桜の名所として有名です。杉の馬場の桜並木は、秋月城の紅葉と併せて秋月城跡の人気観光スポットの一つです。
桜並木は、夜になるとライトアップされます。昼間は桜が舞う優しい光景ですが、夜になるとライトアップされた夜桜が幻想的な景色です。夜桜の桜並木は、デートにもおすすめです。
桜の馬場には、カフェやパン屋など古民家造りの食事スポットが並んでいます。城下町の散策には、欠かせない歴史的な情緒ある場所です。
秋月城跡・城下町周辺のおすすめランチ・グルメ
秋月グルメは、江戸時代から続く本葛を作っているお店や、山のせせらぎを見ながらヤマメの塩焼きを食べられるお店があります。
廣久葛本舗
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名称 | 廣久葛本舗 |
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営業時間 | 店舗販売 8:00~17:00 喫茶 10:00~16:30(L.O.) |
定休日 | 無休 |
住所 | 福岡県朝倉市秋月532 |
アクセス | GoogleMapへ移動 |
公式HP | 公式HP |
廣久葛本舗は、朝倉市秋月で文政二年に創業した、筑前秋月ブランドの本葛「久助葛」を作っているお店です。伝統製法は、十代目高木久助氏に一子相伝され、久助本葛を継承しています。
廣久葛本舗の本葛は、鹿児島の山野で30~50年間育った寒根を掘り上げたものです。廣久葛本舗では、葛粉や本葛を使った葛もちなどが購入できます。葛茶房「葛の花」では、貴重な久助葛を使った甘味が味わえます。
月の峠
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名称 | 月の峠 |
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営業時間 | 平日 12:00~17:30 土・日・祭日 11:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
住所 | 福岡県朝倉市秋月380 秋月眼鏡橋前 |
アクセス | GoogleMapへ移動 |
公式HP | 公式HP |
月の峠は、秋月眼鏡橋のすぐ前にある、焼き立てパンが買えるパン屋さんです。月の峠では、「カレーパン史上No.1の激うまカレーパン」と大評判の、カレーパン220円がおすすめです。
人気のカレーパンは、外側がカリッとしておりパン生地はもっちりしています。中身は、玉ねぎの旨味とピリッとした辛みが絶妙なカレーです。
カレーパン好きの方は、超おすすめです!
だんごあん
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店名 | だんごあん |
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営業時間 | 10:00~17:00(L.O.16:00) |
定休日 | 水曜 |
住所 | 福岡県朝倉市秋月野鳥196-2 |
アクセス | GoogleMapへ移動 |
だんごあんは、山のせせらぎを見ながら食事が出来る、秋月城観光でおすすめのランチスポットです。メニューは、竹串にささったヤマメの塩焼き・竹を割った器に入った古処鶏ご飯などごはんも和菓子もおすすめです。
だんごあんは、穴場の紅葉狩りスポットです。特に駐車場周辺の紅葉は、思わず立ち止まって撮影したくなるような美しさで楽しめます。
秋月城跡・城下町周辺の観光情報
秋月城跡の観光ルートは、秋月の歴史がわかる「朝倉市秋月博物館」と、フルーツ狩りが楽しめる「秋月観光りんご・梨狩園」がおすすめです。
秋月観光りんご・梨狩園
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名称 | 秋月りんご・梨狩り園 |
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営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 不定休 |
時期 | 8月上旬~12月下旬(期間営業) |
予約 | 要 |
問い合わせ | TEL:0946-25-1933 |
住所 | 福岡県朝倉市長谷山313-14 |
アクセス | GoogleMapへ移動 |
公式HP | 公式HP |
秋月りんご・梨狩り園は、梨狩りとりんご狩りが楽しめるフルーツ観光農園です。梨は、晩生ほど大きな実がつく品種になりますが、時期ごとの品種の収穫体験を楽しめます。
秋月りんご・梨狩り園は、夏から年末間際まで営業しています。予約が必要ですので、フルーツ狩りに訪れる際には、事前に予約をしてから梨・りんご狩りを楽しむのがおすすめです。
朝倉市秋月博物館
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名称 | 朝倉市秋月博物館 |
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営業時間 | 9:30~16:30(観覧受付は16:00まで) |
定休日 | 月曜(月曜が祝日の場合は翌平日が休館) 年末年始12/28~1/4 ※展示替え等で臨時休館・臨時開館等の変更あり |
住所 | 福岡県朝倉市秋月野鳥532 |
アクセス | GoogleMapへ移動 |
公式HP | 公式HP |
朝倉市秋月博物館は、秋月氏から黒田氏へと続く800年の秋月の歴史と文化に触れられる博物館です。博物館は、杉の馬場の通りにあり、秋月藩校の稽古館跡地に建てられました。
朝倉市秋月博物館は、秋月黒田藩の末裔で黒田家15代当主の黒田長幹氏が名誉館長に就任されています。黒田氏は、秋月黒田資料に造詣が深く、歴史の情報発信をされています。
秋月城跡へのアクセス方法
秋月城跡へ行くには、車移動が秋月巡りにおすすめです。桜や紅葉シーズンは混雑が予想されるので、バスや電車も便利です。
車の場合
市内から秋月城跡へ車で行く場合は、最速ルートで所要時間が約1時間です。九州自動車道から大分自動車道を利用する場合は、最寄りの甘木ICを降りて、国道322号線を進むと到着します。
天神から車利用のルート 約1時間
- 渡辺北通りと天神北から福岡都市高速に入り太宰府方面に進む
- 都市高速を水城出口から出て、国道3号福岡南バイパスを進む
- 福岡バイパスを県道122号朝倉・九州国立博物館方面の出口を出る
- 針摺交差点を左折して県道122号を進み久光橋交差点を左折する
- 国道386号線→県道594号線→国道322号(秋月街道)を進む
- 公営駐車場に駐車して、杉の馬場を秋月城跡まで徒歩約10分で到着
バス・電車の場合
市内からバス・電車で行く場合は、最寄りの甘木駅から甘木観光バス(秋月線の野鳥行)を利用するルートが最速です。
福岡市から電車利用のルート 約2時間30分
- 西鉄福岡駅(天神)から西鉄天神大牟田線で小郡駅を下車 約47分
- 徒歩3分の甘木鉄道小郡駅で甘木駅まで行き下車 約20分
- 甘木観光バス甘鉄甘木駅で博物館前まで行き下車すると到着 約20分
秋月城跡の駐車場情報
秋月城跡周辺の駐車場は、平均で400円前後が相場です。おすすめは、秋月公営駐車場で一年中営業しています。秋月公営駐車場の利用料金は下記のとおりです。
車種 | 1日あたり駐車料金 |
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大型バス・中型バス | 2500円 |
マイクロバス | 1300円 |
普通車・軽自動車 | 400円 |
二輪車 | 200円 |
桜や紅葉シーズンは、国道322号が大変混雑します。公営駐車場に止められなかった場合は、少し駐車料金は高い傾向ですが近隣に私営駐車場もあります。
売店やトイレの近くなら秋月公営駐車場がおすすめです!
まとめ|秋月城の歴史を感じてみよう!
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秋月には、古い時代から令和までずっと続く歴史があります。昭和中期には、何もなかった杉の馬場に初めてできた古民家カフェ「黒門茶屋」が50周年を迎えるなど、今も歴史を積み重ねています。
おすすめの散策ルートは、市営駐車場から眼鏡橋を見て武家屋敷久野邸を通り秋月城に行くコースです。折り返しは秋月城で、杉の馬場を通りお店を楽しんだ後、だんごあんでランチに行くと秋月城跡地の周辺を一回りできます。
秋の観光は、歴史ある朝倉市の秋月城跡で史跡をめぐり、紅葉狩りを楽しみに出かけましょう。